みなさんはヨガをした後から、だるさを感じたことはありませんか?
その症状は、もしかしたら好転反応かもしれません。
ヨガの好転反応でだるいと感じることがありますよ。
ヨガ後にだるいと感じる理由は、日頃使っていなかった筋肉を使うことで老廃物が循環し、内臓機能が活性化することで体が倦怠感を感じるからです。
私はヨガ教室に5年ほど通ったのち、2021年にヨガの資格(RYT200)を取得しました。
そんな私も体がだるいと感じたり、眠くなったりすることもあります。
私は、好転反応を上手く利用してました。
夜勤明けや夜にヨガをして、そのまま寝るようにしています。そうすることでよく眠れていました。
ヨガをしてだるいと感じていても、翌朝にはなくなっています。
私の体験談はここまでにして、これから好転反応の症状と対策について説明していきますね。
ヨガの好転反応でだるいのはなぜか?徹底解説!

ヨガの好転反応とは、だるいや眠い、筋肉痛などの体の一部に不快な症状が現れることです。
ヨガの好転反応でだるいと感じるのはどうしてかというと、2つ可能性があります。
1つ目は運動中に体内のエネルギー源を使い、体を動かすことで疲労物質が貯まるためです。
2つ目は、ヨガをしている間、呼吸がしっかりできていないと、だるくなる可能性があります。
筋肉を緊張させたまま、ヨガのポーズをとり続けたことにより、血流が悪くなり、筋肉が緊張しっぱなしになり、疲労物質が貯まるからです。
ヨガの好転反応でだるいと感じたときの対処法はこちらです!
- 水分を1.5〜2ℓは飲むこと
- お風呂にしっかり浸かること
- 栄養を摂ること
水分を1.5〜2ℓは飲むことで、汗で血液がドロドロになることを予防でき、老廃物が流れるようになります。
お風呂にしっかり浸かることで血流がよくなります。
そして、栄養を摂ることも対策になりますよ。
エネルギー源となる炭水化物やタンパク質、疲労回復を助けるビタミンB1、ビタミンD、カルシウム、アスパラギン酸、亜鉛などを積極的にとりましょう。
ヨガの好転反応でだるい理由や対処方法はわかったけど、本当に好転反応なのか気になりますよね。


不快な症状が出て大丈夫なのかな?



1〜3日で症状が治まるものは問題ありませんよ。
ただし、症状が強く動けないなどの日常生活に支障が出たり、1週間以上症状が続いたりする際は、病院受診をお勧めします。
ヨガに限らず、好転反応には科学的な根拠がないので、不調が好転反応とは限りません。症状を観察してください。
『好転反応』に科学的根拠はありませんので、商品説明の表現として好転反応をうたうものには十分注意し、万が一、健康食品を摂取して体調が悪くなった場合には、すぐに使用を中止しましょう。
引用 厚生労働省
ヨガの好転反応で現れるだるい以外の症状も解説


ヨガの好転反応の症状は、だるい以外にどんな症状があるかというと、筋肉痛や頭痛、頻尿、下痢、肌トラブルなどが挙げられます。
体を良くするためにしているのに、ヨガの好転反応の症状を見ていくとうんざりしちゃいますよね。
みなさんそんなに気を落とさないでください!
体を動かしたからこそ、起こった反応なんです。
もしこのままヨガをせず、テレビの前で美味しいお菓子を食べ、動かずにいたら老廃物の溜まり場の体が完成します。
老廃物を溜め続けた先には、病気の発生につながるかもしれません。
そう考えたら、ヨガの好転反応の症状についても、前向きに受け入れられますよね。
だって1〜3日くらいの一時的な症状を乗り越えたらいいのですから。それに全部の症状が、全て現れるわけではないです。
筋肉痛
ヨガの好転反応のその他症状でよくあるのが、筋肉痛です。
日頃運動していないと、筋肉の硬くなっていたところが、ヨガをすることで引っ張られ、筋肉の繊維がちぎれてしまうため痛みが起こります。
対処方法は、呼吸をしながらヨガを行いましょう。無理をしないことです。
他の人がヨガポーズかっこよくできているから負けたくなくて、無理しちゃいますよね。
だってかっこよくポーズ取りたいって思うのは当然ですよ。
その気持ちすごくわかります。私がそうだったからです。
始めてまもない時に、私は体が硬く前屈して手が床につかなくて、でも他の人に負けたくなくて、息止めて少しでも床のほうに手を伸ばしていました。
はい!次の日足が筋肉痛です。正直、歩きづらくて仕事したくありませんでした。
ヨガをしっかり学んでからは、呼吸を大切にし、体の調子を見ながらポーズをとるようになりました。以前よりは筋肉痛もほとんどなくなりましたよ。
ヨガは、調和を大切にしますから、自分自身の体にも優しい気持ちを持って行うことが大切だと学びました。
頭痛
ヨガの好転反応では、頭痛もあります。
大量に汗をかいてにも関わらず、水分補給が不足することで、体内の水分が不足して脱水症状が起こることで、頭痛が起こります。
対処方法として、水分摂取がとっても大切になりますね。
私は、頭痛はなかったですね。水分摂取がしっかりできていたのでしょうか?
私の体が、鈍感なのでしょうか?それは、ご想像にお任せします。
頻尿
ヨガの好転反応で、頻尿も起こります。
水分をたくさん取り、体内の血液量が増えるため、一時的に尿の1回量が増えたり、頻回にトイレに行きたくなったりする可能性があります。
私も、頻尿は経験があります!ヨガ終了後そのままシャワー室に行き、水の音を聞いていたら、トイレに行きたくなったことがあります。
急いでシャワーを済ませトイレに行きました。帰宅後も、トイレに行く回数が増えました。
今でもトイレ回数が増えることはあります。
対策は、頻尿の可能性があるため、トイレに前もっていくことです。
尿で水分が体内から出てしまうので、水分は多めに取ってくださいね!
老廃物を出すために、いいことなので、プラスに捉えていきましょう。
下痢
ヨガの好転反応で下痢も起こる可能性があります。
水分をいつもよりとり、ヨガをして、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になることで、腸の中で便の水分吸収が追いつかないために下痢になります。
対策は、日頃から便通をよくしておくことが大切です。
下痢も老廃物を出すためには、大切なことです。
市販薬で下痢を止めるのではなく、しっかり排出してください。
そしてしっかり水分補給をしてください。
肌トラブル
ヨガの好転反応で肌トラブルも起こります。
運動をすることで、汗を多くかき、アクネ菌にとって最高の食事場所になることも原因の1つです。
また、原因のもう一つが、運動することで皮脂の分泌量を増やすホルモンが増えてしまうためです。
対策は、ヨガの後は、シャワーを浴びること。シャワーを浴びない時にはボディシートを使うこと。
また、シャワーを浴びたあとに、保湿をしっかり行うことが大切です!
ズボラな私は、化粧水だけ塗って終わっていたので、保湿もしっかりしようと思いました。これから変えていきたいと思います。
ヨガの好転反応のメンタル症状について徹底解説!


ヨガの好転反応には、他にもメンタル症状が現れます。
イライラしたり怒りっぽくなったりする症状が出る人がいます。それはなぜなのでしょう?
ヨガをすることにより脳の血流が良くなります。
そのため脳が活性化され、心に安らぎをもたらすセロトニンなどの神経伝達物質が脳内に増加することがわかっています。
他にも、脳の血流がよくなると、思考力や記憶力も高まると言われていますよ。
一方で、セロトニンが不足することで、イライラしたり怒りっぽくなったりします。
ということは、ヨガをした日は、セロトニンが増加して幸福感で満たされていますが、運動をしなければ、セロトニンの量は低下してしまいます。
そのため、ヨガの好転反応であるメンタル症状が一時的に出てきてしまい、イライラしたり、怒りっぽくなったりするのです。
イライラや怒りっぽくなるのを防ぐ対策は、運動を定期的にすることです。
心の安らぎをもたらすセロトニンなどの神経伝達物質の量が増加することで、毎日笑顔で過ごせるからです。
こちらの記事で、ヨガではないですが筋トレでポジティブになることについて紹介しているので、興味がある方はぜひご覧ください。


私の場合は、ヨガの好転反応のメンタル症状は、幸福感や達成感ばかりです。
ヨガをした次の日以降にイライラしたり怒りっぽくなったりしたことはないですね。
ヨガが好きすぎて、セロトニンが一定量で続けてくれていたのでしょうか。そうとしか考えられません。
まとめ


- ヨガの好転反応とは、だるいや眠い、筋肉痛などの体の一部に不快な症状が現れること
- ヨガの好転反応でだるい、眠いなどの身体症状は1〜3日ほどで消失する
- ヨガの好転反応の症状は、だるい以外だと、筋肉痛や頭痛、頻尿、下痢、肌トラブルなどもある
- ヨガの好転反応のメンタル症状は、心の安らぎを与えるセロトニンの影響
ヨガの好転反応でだるい症状を始め、さまざまな身体的症状や、メンタル症状についてのメカニズムと対策を紹介してきました。
ヨガをすることで、様々な身体的、精神的症状が出ることがありますが、行動したことによる変化です。
そして、対策をとることで回避することはできます。
今回紹介したことを参考にしながら、ヨガの好転反応を前向きに捉えて、ヨガライフを楽しんでほしいです。
私も、ヨガの学びを深めてヨガの楽しさを伝えられるようにしていきたいと思います。


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