スウェーデンの言葉「ラーゴム(Lagom)」を知っていますか?
私は北欧インテリアが好きだったことがきっかけで、北欧のことを調べていくうちにこの言葉と出会いました♪
ラーゴムの意味は、日本語に訳すと「ちょうどいい」や「多すぎず少なすぎず」。ラーゴムの言葉には、心地いい生活を送るヒントがたくさんあります。
そして、スウェーデンでは、自分にとって「ちょうどいい」ラーゴムな生活の概念が根付いているそうですよ。
私は、スウェーデンのラーゴムな生活を取り入れることで、今の暮らしがより心地いい生活になるのではと考えました。
そこで、ラーゴムの意味やスウェーデンの暮らしなどを詳しく調べてみましたのでいくつか紹介しますね!
ラーゴムの意味やスウェーデンの暮らしを知って、心地いい生活のヒントにしてください♪
ラーゴムの意味を知り心地いい生活のヒントにしよう

スウェーデンには、「日々の生活の中で他人と比べず、自分自身にとってちょうどよい生活をする」という考え方があります。
この考えを表す言葉としてラーゴムが生まれたと言われていますよ。
また、ラーゴムの意味は、日本語だと「ちょうどいい」や「多すぎず少なすぎず」など多くの意味で訳されています。
ラーゴムの意味がたくさんあるのは、ラーゴムの言葉自体が、先ほど紹介したように、スウェーデン文化特有の考え方をあらわしているからです。
そのため、日本語ではうまく訳せない部分もあります。
言葉の意味は、その国の文化と深く関係しているので、文化を知ることでより理解できますよ。
スウェーデンでは、「自分にとってちょどよい」ことを大切にする、ラーゴムな考え方をとても大切にしています。
私は、ついつい他人を気にしてしまうことがあるので、スウェーデンの自分自身にとってちょうどよい生活を送るという考えはとても素敵だなぁと思いました!

ラーゴムの言葉、ちょうどいいを意識して暮らすことで、自分にとっての幸せを見つけることができそうですね。
今回は、ラーゴムな暮らしをおくっているスウェーデンの生活から、心地いい生活にしていくためのヒントをいくつか紹介します。
いやしとなる休み時間をとる
スウェーデンの暮らしには、「フィーカ(Fika)」という、コーヒーを飲みながら甘いものを食べるいやしの休み時間があることを知っていますか?

フィーカは「お茶の時間」に近いものです。
スウェーデンでは、仕事がどんなに忙しくてもフィーカの時間をとり、休むときはしっかり休む習慣があります。
私も休まずに仕事を続けると、ミスも増えるし余裕もなくなってくるので、休み時間をとることは、とても大切だなぁとよく思います。
休み時間をとることで、心の余裕も生まれますよね。
また、スウェーデンでは、フィーカの時間に談笑するなど、フィーカがコミュニケーションツールの1つにもなっているそうです。
フィーカは、職場や学校でも、昼食の時間とは別に1日に何回もとるそうですよ。
スウェーデンでは、フィーカの時間をとることでメリハリをつけられるため、仕事や勉強もしっかり頑張れるようですね♪
いやしのある休み時間があることでリラックスもでき、安心感から心地いい生活につながっていくのかもしれませんね。

また、休み時間をとることで、集中力が増える事、頭痛や腰痛が減るなどのメリットもありますよ!
あなたも、仕事や勉強の合間にフィーカの時間を取り入れて、リラックスしてみてはどうでしょうか?
一人の時間を大切にする
スウェーデンでは一人の時間もとても大切にしているそうです。
一人の時間に趣味などを楽しむことで、とてもリフレッシュできますし、その話題が人とのコミュニケーションで役に立つこともありますよね。
また、人といるのに疲れて心苦しくなることもあると思います。
そんなときは、一人の時間をとって、ちょっと気持ちを休めてみてください。
ただ、仕事中などなかなか一人になれないこともありますよね。
私は、仕事場では、コーヒーを作って一人の時間を楽しんでいますよ。
一人で好きな飲み物を飲んだり、少し仕事場から離れたりして、気持ちを切り替えています。
また、人の多い場所では目を閉じて深呼吸をし、周りの人に迷惑と思われない程度に一人の時間を作ることも。
人と関わることは大切なことですが、疲れたりしんどくなったりしたら、一人の時間をとって気持ちを切り替えてみてはどうでしょうか?
自然を身近に感じる
スウェーデンでは、自然を生活の中に上手に取り入れています。
私は、自然を身近に感じると、とても優しい気持ちになれます。
今回は、自然を生活に取り入れる工夫を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

1つ目は、太陽の光と風を家の中に取り入れることです。
太陽の光と風を取り入れることで、家の中を心地よくしてくれますよ。
太陽の光は、自然から与えられるいやしのひとつです。太陽の光が入ったぽかぽかのお部屋は気持ちを明るくしてくれますよね。
また、風を取り入れることで、家の空気を変えることができるので新鮮な気持ちになります。
私も、気持ちを切り替えたい時は窓を開けて新しい風を入れています。
また、天気の良い日は、太陽の光を取り入れて、気持ちのいい明るさで生活をしています。
太陽の光を取り入れる生活は、時間の変化を感じることができるのもいいなぁと思いとても気に入っています。

2つ目は、緑色の物が目に入るようにすることです。
緑色は、心をおだやかにしてくれるそうですよ。
緑色の置物や生活用品などを取り入れるだけでなく、観葉植物や花などの植物を飾るのもおすすめです。
植物を飾ることで、植物の成長をゆっくりと楽しみつつ、心をおだやかにすることができますよ。
私は、最近サボテンを育てたいので、サボテンをタネから育てるための用意をしています。
また気に入った緑色の置物を置いて、いやされています。

3つ目は、木材をはじめ自然の物が使われている家具を取り入れることです。
木材などを家具に取り入れることで、自然を身近に感じ、心地よい空間になりますよ。
木や土などの自然にあるものは、人にとってぬくもりを感じることが多いです。
また、スウェーデンでは、使いやすくシンプルなデザインの家具を使って、部屋の空間を広く感じるレイアウトになっているそうです。
私も早速、木や土などの自然のものを生活の中に取り入れてみました。とてもいやしの効果があり、心地いい空間が作ることができましたよ♪
また、部屋の空間を広く感じられるレイアウトは、心の余裕も生んでくれ、心地いいと感じるのかもしれませんね。
今回は、時間の使い方や自然を取り入れることを中心に、心地いい生活ができるものを紹介しました。
紹介した内容で、挑戦できそうなものからぜひやってみてください。
ラーゴムの意味が根付いているスウェーデンの暮らしは日本との共通点もある!

「ちょうどいい」の意味を持つラーゴムの言葉の発祥地、スウェーデンの暮らしは、実は日本の生活と似ている部分も多くあります。
ここでは、ラーゴムの意味「ちょうどいい」を感じながら暮らしているスウェーデンの暮らしで、日本と共通している部分を中心に紹介します。

1つ目は、四季を感じながら1年を暮らしている点です。
日本も四季を感じることができる国なので、それぞれの四季を楽しむことができますよね♪
スウェーデンでも四季を感じることを楽しみながら暮らしているそうです。
ちなみに、スウェーデンは夏の平均気温が約23度、冬の平均気温は約−5度になります。
北欧では夏が短いので、夏の行事は街がとても大盛り上がりするそうですよ!
日本も四季を感じられる国なので、お花見に森林浴、紅葉など四季を楽しみながら暮らしてみるのはおすすめです。

2つ目は、約束をした時間は守って暮らしていることです。
スウェーデンの暮らしでは、約束をした時間を守る習慣があります。
私は今まで海外に行ったとき、時間が守られない国が多かったので、スウェーデンでは時間を守る習慣があることに驚きました!
会議や面接など予定が前もって決まっていることは、約束の時間通りに行われているそうです。
日本の暮らしでも約束した時間は守る習慣があるので、時間を守る感覚があるのは共感できるかもしれませんね。
また、スウェーデンは、時間を守りつつも、一人の時間やフィーカの時間も大切にしています。
日本では時間に追われている人も多いかもしれません。
時間を守る習慣を大切にしつつも、フィーカの時間や一人の時間も大切にすることは、とても魅力に感じたので私も実践してみたいと思いました。

3つ目は、玄関で靴を脱ぐ習慣がある点です。
スウェーデンの暮らしでは、日本と同じく玄関で靴を脱ぐ習慣があります。
私は、靴を脱ぐ習慣がある国は少ないと思っていたのと、日本より寒いので靴をはいたまま暮らしているのでは?と思っていたので驚きました。
スウェーデンは、今回紹介したことだけでなく、働き方やコミュニケーションの取り方など日本と似ている部分が多くありますよ。
ラーゴムの意味「ちょうどいい」を感じられるスウェーデンの暮らしは、日本と共通する部分もたくさんありましたね♪
私は日本でも自分にとってちょうどいいラーゴムな暮らしをしていきたいなと思いました。
ラーゴムの意味から考える幸せ

ラーゴムの意味からスウェーデンの特徴や生活のヒントを見てきました。
ここでは、ラーゴムの意味や考え方などから見えてくる幸せについて、私が考えたことをまとめてみました。
ラーゴムの考えと意味の中には、「自分にとってちょうどいい」があります。
私は、その考えから「自分にとってちょうどいいと感じること」が出来ることが、幸せにつながるかもしれないと考えました。
幸せの定義や考え方は、人それぞれで多くありますよね。
私は、今まで、人と比べて幸せを感じることができなかったこともあります。
また「自分にとっての幸せ」がわからなくなることも多いと感じていました。
しかし、ラーゴムの意味や考え方を知り、「自分にとっての幸せ」を知らずに生活をしていると、心苦しくなることに気づきました。
私は、今できることから、ラーゴムな暮らしを取り入れるよう生活の環境を変えています。
少しずつですが、前より心地いいと感じることが多くなり、自分にとってはこれがちょうどいいんだなと思うと心が軽くなります。
そして、心の余裕ができて幸せを感じれるようになっています。
心の余裕がある生活ができることが私にとっての幸せであり、それを続けることができるように、今後もラーゴムな生活を取り入れていきたいです。
あなたも、この記事をきっかけに「自分にとってちょうどいいと感じること」から幸せを見つけてみてはどうでしょうか?
まとめ
- ラーゴムは、「ちょうどいい」や「多すぎず少なすぎず」などの多くの意味で訳される
- ラーゴムの言葉の発祥地スウェーデンの暮らしは、日本は似ている特徴が多くある
- ラーゴムの意味や考え方をもとに心地いい暮らしの工夫がされている
- ラーゴムの意味からみえる幸せは、「自分自身にあった幸せ」と考える
「ちょうどいい」を初め多くの意味があるラーゴムは、考え方もたくさんあります。
この記事で紹介したもので、できそうなことから挑戦をし、あなたにとっての「ちょうどいい」をみつけて心地いい生活になるようにしてみてください。
そして、「あなただけの幸せ」を見つけてみてください。
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