キャンプ料理って自宅と違うためなのか、めんどくさいと感じてしまいませんか?
キャンプ料理がめんどくさいと感じたときは便利なグッズを活用したり、前もって準備したりするともっと快適なキャンプ時間を過ごすことができますよ。
私もキャンプ料理ってめんどくさいなあと思っていた1人で、どうしたら簡単に済ませることができるのか未だに模索中です。
せっかくキャンプに行くのであれば、やはり思いっ切り遊ぶ時間を大切にしたいですよね!
しかし、「自宅とは異なった環境だ」ということや、「料理よりもほかのアクティビティに時間を使いたい」というようなことが、めんどくさいと感じてしまう理由なのです。
ここでは、キャンプ料理めんどくさいと思っている人に、より快適なキャンプを過ごせるような知恵をご紹介していきたいと思います。
キャンプ料理がめんどくさいのはなぜ?

突然ですが、キャンプ料理ってめんどくさいと思いませんか?
キャンプ料理がめんどくさいと思ってしまう理由には、このようなものがあります。
- キャンプ料理はおしゃれという先入観がある
- 火加減がむずかしい
- 料理する時間がもったいないと感じてしまう
- 必要以上に荷物が増えてしまう
私も、キャンプに行く度に料理するのがめんどくさいと思っていて、どうにか楽できないかと考えてしまいます。
では、キャンプ料理がめんどくさいと思ってしまう理由を詳しく見てみましょう。
キャンプ料理はおしゃれという先入観がある
SNSでキャンプの料理を見てみると、おしゃれな料理の画像ばかりではありませんか?
私も、せっかくキャンプに行くなら盛り付けもきれいで、おしゃれな料理を作りたい!と漠然(ばくぜん)と思い描いていました。
しかし、キャンプの時間は限られているため、実際に料理をするとなかなか思うようにできません。
限られた時間で、普通に美味しい料理を作るのが精一杯で盛り付けまで考えてしまうと、キャンプ料理がめんどくさいと思ってしまうのです。
火加減がむずかしい
実際にキャンプ場で料理を始めると、火加減に苦戦してしまいます。
料理するのは野外なので、風が強い気温が低いなどによって火が消えたり、安定しなかったりするのです。
料理途中で火が消えてしまったり、火が安定しなかったりすると普段30分でできる料理が、倍の60分かかってしまうということもありえます。
料理時間が見えないのって、とてもストレスを感じてしまいますよね。
自宅のコンロも火加減がむずかしい料理もありますが、キャンプだとそれが余計にめんどくさいと思ってしまうのです。
料理する時間がもったいないと感じてしまう
あなたは何を目的にして、キャンプに行きますか?
せっかくキャンプに行ったのだから、思いっきり遊びたいとは思いませんか。
私はできるだけ、子供たちと遊んだり普段できないことを楽しんだりする時間を確保したいなあと思っています。
キャンプで遊ぶ時間を確保するためには、料理する時間は短く済ませたいですよね。
しかし、慣れない場所で料理をするためか、キャンプではなかなか普段どおりに料理できないことがめんどくさいと思ってしまうのです。
必要以上に荷物が増えてしまう
料理をするのにあなたはどのくらいの調理器具を使っているか、知っていますか?
鍋やフライパンが4つ、まな板、包丁、おたま、キッチンバサミ、ボウル、ザルなどここまでで約10個はあります。
さらに調味料や卓上のガスボンベを使うのならば、コンロとガスボンベを最低2~3個は持っていかないといけないですよね。
持っていくものを減らそうと頑張っても、結局必要になって現地調達してしまうこともあります。
ここまででも、結構な量の荷物だと思いませんか?
食べ終わったあとも、料理で使った調理器具や食器などたくさんの洗い物もしなければなりません。
行き帰りの持ち物を考えただけで、めんどくさいと思ってしまいませんか。
もちろん、キャンプで全部使いきれるものだけとは限らないので、キャンプに行ったときよりも帰りの荷物が増えるということもあるのですよ。
キャンプ料理は簡単なものでもおいしい!

あなたは、キャンプで料理を作るとしたらどのようなメニューを思い浮かべますか?

ぼくはパスタとかピザが食べたい!

唐揚げやグラタンが食べたい!
子供に、キャンプで何を食べたいか聞くとこのような料理が出てきませんか?
おいしいのはわかるけれど、家でも料理するのがめんどくさいのに、キャンプで作ると思うとなおさらめんどくさいですよね。
キャンプ料理で簡単なメニューのおすすめはこちらです。
- BBQ
- ピザ
- カレーライス
- ホットサンド
実は、キャンプの料理はいつもとは違う場所で食べるためか、簡単なものでもとてもおいしく感じるのです!
例えば、カップラーメンでも缶コーヒーでもキャンプで食べると、とてもおいしく感じるのですよ♪
私は、キャンプには欠かさずカップラーメンを持っていきます。夜食にもご飯がちょっと足りなかったときにも重宝するのですよ。
どれも簡単な料理ばかりではなので、メニューを1つずつ詳しく見ていこうと思います。
BBQ
キャンプ料理と言ったらまず思い浮かべるのが、BBQではないでしょうか?
BBQは焼くだけといった簡単な調理で、美味しく食べられますよね。
自宅ではなかなかできないと思うので、キャンプならではの料理と思う人もいるのではないでしょうか。
肉用スパイスなどスーパーにたくさん売っているので、塩コショウやタレが飽きてしまった人にも充分楽しめるのではないでしょうか。
- ほりにし
- マキシマム
- 黒瀬のスパイス
- 岩塩プレート
ほりにし
20種類のスパイスがミックスされた万能調味料です。
ハーブも含まれているため、香草焼きのような味付けになります。
肉にかけるだけではなく、ご飯に直接ふりかけのようにかけて食べるのもおすすめですよ。

マキシマム
クミンが配合されているため、カレーのような味のするスパイスです。
私は、困ったらまずマキシマムをかけておけばとりあえず大丈夫だと思っています。
お肉にかけると、カレー風味がより一層食欲を増してしまうかもしれません。

黒瀬のスパイス
ガーリックのほかに、塩こしょうや醤油が入っているためかあまり飽きのこない味かと思います。
お肉に合うので、下味としても追いスパイスとしてもおいしいですよ。

岩塩プレート
こちらはふりかけるものではなく、このプレートの上にお肉を置いて焼きます。
焼いているだけで、お肉から出る油が塩を溶かすことによってお肉に塩味がつきます。
しょっぱくなりすぎてしまう場合もあるので注意が必要ですが、味付けがとても簡単なのですよ。

ちなみに、私はいま紹介した調味料を全て常に自宅に常備していますよ。
キャンプだけでなく、普段の料理でも味付けに迷ったらとりあえずスパイスをふりかけて焼くと、なんとか一品できあがるので大変重宝するのです。
ピザ
生地をこねて具をのせてではなく市販の温めるだけ、焼くだけのピザを買ってきてキャンプで焼きましょう。
自宅で温めて食べていたピザが、なんと不思議なことにいつも以上においしい料理になるのです!
買ってきたものをそのまま焼くだけでいいなんて、簡単だと思いませんか?
私は、1〜2枚だけ焼いてほかの料理ができるまつなぎとしてつまんでいます。
そのままでもおいしいですが、お好みでバジルやチーズを追加して自分たちだけのピザにカスタマイズしてもいいですね♪
カレーライス
カレーライスもキャンプ料理では定番なものではないでしょうか。
私は、キャンプのときはカレーライスを子供たちに作ってもらっています。
カレーは鍋でつくって、ご飯はメスティンで炊いたら子供たちはとっても喜んで食べてくれました。
前日や当日朝に下準備を自宅でしっかりやっていくと、こどもでもとっても簡単につくれるのですよ!
私がキャンプのとき、実際に行った下準備をご紹介しますね。
- カレーに使う野菜はあらかじめ、使う量だけを1つにまとめる。野菜の変色が気にならない人は、皮を剥いて一口大の大きさに切っていくともっと簡単に済ませることができます。
- カレールーはゴミを少なくするために、外箱をとって必要な量だけ持っていく。
- キャンプ当日朝に、空のペットボトルにといだ米1合と水200mlを入れて蓋をして持っていく。
下準備としてはたったこれだけなのですよ!下準備も簡単なものばかりですよね。
メスティンでご飯を炊く方法
もちろんパウチのご飯を温めたものを食べてもとてもおいしいのですが、せっかくのキャンプですからいつもと違う方法を試してみてみませんか?
私のおすすめは、メスティンで放ったらかし炊飯です。
下準備でご紹介した空のペットボトルに米と水を入れるのは、浸水させる時間を省くためです。
では、メスティンを使った炊飯方法を紹介したいと思います。
- 事前に準備しておいた、米と水をメスティンに入れる。
- ポケットストーブに固形燃料を1つセットする。
- ポケットストーブの上にメスティンを置いて、火をつける。
- 固形燃料の火が、完全に消えるまで待ったら出来上がり。
固形燃料の火が完全に消えるまで、ほったらかすのがポイントです。
これなら簡単に炊きたてのご飯を食べることができますよ。
ホットサンド
前日のご飯の残りや、朝ごはんを簡単にするならホットサンドがおすすめです。
前日の残り物があれば、それをはさんでもいいですしあなたの好きな具材をはさんでオリジナルのホットサンドを作ることができます。
私は無難にパンにハムとチーズをはさんで焼いたものが、好きです!
もちろんパンではさむのも良いのですが、ご飯が余っていればご飯ではさむのもおいしいのです。
キャンプ料理の道具は100円ショップで揃う!

キャンプ料理に使う道具って、たくさんの種類がありますよね。
同じような道具でも、1000円以下で買えるものから何万円もするものまでいろいろなものがあります。
- メスティン
- ポケットストーブ
- 固形燃料
- ホットサンドメーカー
私もキャンプの準備をするときに、アウトドアショップやネット通販をみてどこで何を買えばいいのか、とっても迷いました。
実は、キャンプで使う料理道具は100円ショップで揃えることができてしまうのです!
年に数回だけキャンプを楽しむのであれば、100円ショップで揃えた道具でも十分に料理をすることができますよ。
では、100円ショップの主にダイソーで揃えられる、キャンプ料理で使える道具を紹介したいと思います。
メスティン
引用 ダイソーネットストア
https://jp.daisonet.com/products/4549131867893?_pos=5&_sid=1e76d7888&_ss=r
熱伝導率が高いアルミニウムでできた取っ手付きの飯盒(はんごう)、例えるならば小さい鍋のようなものです。
ダイソーでは100円ではない商品なのですが、「1合」「1.5合」「3合」「フッ素加工」の4種類が売られています。
フッ素加工のメスティンは、ほかのアルミニウムでできたものより焦げ付きにくくなっています。
メスティンを初めて使う前には、「シーズニング」と呼ばれている酸化皮膜を作る作業をしてください。
シーズニングをすることによってアルミ臭を取り除く、変色を防ぐ、そして焦げ付きにくくすることができます。
- シーズニングをしたいメスティンが入る大きさの鍋に、メスティンが被る量の米のとぎ汁を火にかけておく。
- メスティンを食器洗い用中性洗剤でしっかり洗う。
- 米のとぎ汁に浸して沸騰させながら、約20分煮込む。
- 20分経ったらそのまま冷めるまで待ち、メスティンがさわれるようになったら鍋から出す。
- そのまま乾燥させるか、ぬめりが気になるならば水で軽く洗い流して乾燥させる。
注意点
- メスティンの持ち手部分にゴムが使われていたら、付けたまま煮ると劣化や溶けてしまう恐れがあるため、外すか米のとぎ汁に浸さないようにする。
- シーズニングの後は、せっかくの皮膜が剥がれてしまうので、やわらかいスポンジと中性洗剤で優しく洗う。
再びアルミ臭がしてきたり、黒い汚れが目立ってきたりしたら同様の手順でシーズニングして使用してみてください。
そのときは、洗剤でしっかりと汚れを洗い流してからシーズニングした方が良いですよ。
ポケットストーブ

固形燃料を中央に置いて、上にメスティンや小鍋などを乗せて使う簡易型のコンロです。
旅館の部屋食で出てくる、固形燃料で煮て食べる小さな鍋を乗せるコンロのさらに簡易バージョンのようなものです。
このミニストーブがあることによって、メスティンで放ったらかし炊飯ができるのですよ。
ミニストーブは折りたためるものが多いので、人数分キャンプに持っていったとしてもかさ張りにくいといったメリットがあります。
大きさは商品によって多少の差がありますが、大人の手のひらくらいの大きさなので、ほかの料理をしているときも邪魔になりにくいです。
メスティンをキャンプに持っていくのであれば、ミニストーブも一緒に持っていくことがおすすめです!
固形燃料

メスティン、ミニストーブを購入するのであれば、固形燃料も忘れないようにしましょう。
固形燃料は使う個数だけではなく、少し多めに持っていくのをおすすめします。
なぜなら、キャンプ料理は野外でさらに慣れない状況で作業をしますよね。
あなたが料理をしているときに雨が降っていたり、ジュースをひっくり返したりするかもしれません。
そんなときに、予備がないとミニコンロを使っての料理を続けることができなくなってしまうのです。
私は、キャンプに慣れていないときに固形燃料を燃やしているそばで、草につまずいてコップの水をぶちまけてしまったことがあります。
そのときは火が消えずに済みましたが、万が一消えていたらと思うと多めに持っていて良かったと感じた思い出があります。
予想外の出来事への対策として、少し多めに持っていくと良いですよ。
ホットサンドメーカー
引用 ダイソーネットストア
https://jp.daisonet.com/products/4550480118628?_pos=1&_sid=0109ca66d&_ss=r
あなたはホットサンドメーカーを持っていますか?
実は、ホットサンドメーカーも100円ショップで購入することができるのです!
金額も100円!というわけにはいかなく1000円程してしまいますが、普通に使うのであれば使用感は充分でしょう。
ハムやチーズなどをパンではさんで焼いた朝ごはんはとってもおいしいのです。
ほかにも餃子を焼くときれいに焼けますし、油を少し多く入れれば揚げ焼きをすることもできます。
汁物以外ならある程度はホットサンドメーカーで料理できるのではないかと、私は思っているので、ぜひキャンプに行くときは持っていってみてください!
ご紹介した道具のほかにも、カトラリーから調味料までキャンプで料理をするときに便利な道具が100円ショップにたくさん売っています。
店内を見て歩くだけで、とても楽しいのですがぜひキャンプ料理のお供に100円ショップの道具を検討してみてください。
まとめ

- キャンプ料理がめんどくさい理由には、普段と違う状況で料理をしないといけない、料理している時間がもったいないなどの理由がある。
- キャンプの料理は買ってきたものを焼くだけなど、めんどくさいことをしなくてもおいしい料理を食べることができる。
- キャンプ料理で使う道具は、めんどくさいを簡単にしてくれる物が100円ショップで揃えることができる。
キャンプで料理をするって考えると本当にめんどくさいなあと思ってしまいますよね。
私も毎回、どのようにめんどくさいキャンプの料理を避ける方法がないか悩んでしまいます。
市販のお惣菜や100円ショップの道具を上手に活用して、楽しいキャンプの時間を過ごせる参考になれたらと思います。

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