日本遺産でもある淡路島。旅行先候補に挙がることも多い素敵な島です。
透き通る海、甘い玉ねぎ、人気の観光スポット…。
淡路島ならではのものがたくさん思い浮かびますね。
たくさんの魅力が詰まった淡路島。実はお香生産量日本一なのです。
そんな淡路島では、人気のお香を購入したり、実際にお香づくりを体験できたりします!

でも、お香ってインドや中国のイメージがあるような?
私の母もお香が好きでよく焚いているのですが、パッケージはエスニックな模様や色合いをしているイメージがあります。
『日本書紀』によれば、595年に淡路島に香木が漂着し、それを燃やすといい香りがしてきたということが淡路島でのお香の始まりだそう。
そんな歴史ある淡路島で、お気に入りのお香が見つかると素敵な記念になりますね♪
それでは淡路島で人気のお香を堪能するにはどこがおすすめか、ご紹介します!
淡路島のお香はココが人気!お土産や記念にも良し!

せっかく淡路島に来たからには、人気のお香はチェックしておきたいですよね。
また、淡路島内は車かバスで移動することからしっかりと周るスポットを計画していくのがオススメです。
皆さんが淡路島でお香をしっかりと堪能できるよう、人気お香店をご紹介します!
・薫寿堂(くんじゅどう)
・梅薫堂(ばいくんどう)
主にこの2つが、淡路島で人気のお香を売っているお店です。
お香生産量日本一の淡路島で、人気のあるお香を買っていつもはかげない香りを楽しんでみましょう。
また、人気の理由は、香りだけでなく形にもあるようです…!
淡路島のお土産としても喜ばれること間違いなし。
それぞれ特徴のあるお香を売っています。
- 薫寿堂はオシャレな見た目のお香が多い
- 梅薫堂はシンプルな見た目のお香が多い
自分やプレゼントする相手の好みに合わせて選べるのが嬉しいですね!
それでは、それぞれオススメのお香を詳しくご紹介します。
薫寿堂のお香は見た目も可愛い!
・糸のようなお香!?【アロマコード】

アロマコードは糸状のお香で、なんとカットして使用できるんです!
裁縫箱に入っていたら裁縫糸と間違えてしまいそうですね(笑)
カラーバリエーションも豊富で、リボンの代わりなどに使用すると見栄えも香りも抜群です。
推しメンのカラーで選んで持ち歩くのも可愛いですね。
全部で9種類あり、色ごとに香りが異なります。
実際に嗅いでみてお気に入りの香りを見つけるのも、お香のたのしみ方なのかもしれません。
とってもオシャレなため、お土産やプレゼントとしても人気です!

・こだわりのオーガニック♪【ハーブセンス】

ハーブセンスは、お香の形としてよく見かけるスティック状のお香です。
植物由来成分を100%使用しているオーガニック認証されたお香で、ナチュラルな香りに癒されたい方向けのお香です。
せっかく淡路島まで来たのだから、こだわってお香を買いたい!という方にオススメです。
また、妊娠中の方や健康志向の高い方へのギフトとしてもオススメです!
私は妊娠中のため、皆さん気を使ってくれていて、最近の頂き物はオーガニックのものが多いです。
自分で選ぶ時には今まで手が伸びなかったオーガニック製品も、プレゼントでもらうと良いものだということを実感できます♪
環境にも人にもやさしい香りに包まれると、よりリラックスできそうですね。

・葉っぱ形のお香!【HAKO】

HAKOは、葉っぱの形を和紙でかたどっているお香です。
見た目がオシャレでインテリア向けなだけではなく、置いておくだけで香りが漂うというお香です♪
葉っぱのデザインで部屋に馴染みやすいため、淡路島に行った記念として写真と一緒に飾るのもいいですね。
葉っぱの形や色ごとに香りが違うので、見ても嗅いでもたのしい商品として人気です。
また、春夏と秋冬では売っているお香が異なり、期間限定のお香もあるためその時期ならではの香りをたのしめるのもHAKOの特徴です。
1枚で売っているお香から、BOXにセットで入っているお香まで展開しています。
1枚で買ってもオシャレですし、BOXで買って1枚ずつ気分で替えてもたのしいですね♪

梅薫堂のお香はシンプルで使いやすい!
【香の花壇 ラベンダー】

引用 梅薫堂 公式HP
ラベンダーの香りは自律神経を整える効果が高いと言われています。そのため、リラックスしたい時やよく眠りたい時にオススメです。
【香の花壇 サンフラワー】

引用 梅薫堂 公式HP
ひまわりをイメージした香りのお香です。ふんわりとしたお香の香りをたのしみたい方にオススメです。
【香の花壇 カーネーション】

引用 梅薫堂 公式HP

カーネーションの香りには、リラックス効果がありストレス軽減も期待できます。スッキリしたい時にオススメの香りです。
淡路島のお香とコラボして出来たhibiのお香
薫寿堂と梅薫堂の2か所だけでも、色々な種類のお香があって迷ってしまいますね…。
私はスティック状のお香しか知らなかったため、いざ目の前にしたら片っ端から買ってしまいそうです…。
またまた珍しいのが、淡路島に店舗はないものの、淡路島のお香×播磨のマッチがコラボして出来上がったhibiのマッチ形お香です。

今では喫茶店などでマッチをもらうのが当たり前だった時代も過ぎ、マッチを擦るという行為自体が私たちの生活から失われつつあります。
「マッチが主役でなくてもいい。ただ、マッチのルーツを語り継ぐことができれば」
引用 hibi 公式HP
そんな想いから、hibiのお香が生まれました。
ただ新しいものが出来ていくのではなく、日本の伝統産業を「ものづくり文化」で受け継いでいくというのは日本の素晴らしいところですね。
最近はレトロ文化が時代を回って流行っていることもあり、マッチ形のお香はこれからもっと流行るかもしれません…!
hibiは店舗を全国に幅広く展開しているため、身近で淡路島のお香を手に入れることが出来ます♪
是非、お近くの店舗に足を運んでみてください。

淡路島で自分だけのお香づくり体験ができる!


お香を買うのもいいけど、作ってみたりはできないのかな?
せっかくなので、自分だけのお香を作ってみたいという方も多いと思います。
「自分だけの」というのは、特別で時にはどんな高価なものよりも価値があるものでもありますよね♪
なんと淡路島で人気のお香店、薫寿堂と梅薫堂ではそれぞれお香づくり体験ができちゃいます!
※2022年現在、新型コロナウイルスの関係で体験を中止しているようです。体験をやっているかは確認が必要となります。
・薫寿堂でのお香づくり体験(※事前予約制)
薫寿堂では、お香だけでなく、匂い袋やキャンドルの手づくり体験も行っています。
また薫寿堂では、工場見学でお香がどのようにして作られているのかを見ることができます。

お香を作れるだけでなく、お香について知識がつくのも魅力的♪
お香づくり体験では、自分の好きな材料を選ぶところから始まり、自宅に持ち帰って3~4日乾燥させて出来上がりになります。
小さなお子さんも一緒に体験できるため、お子さんにも淡路島で唯一無二の素敵な思い出ができること間違いなしですね♪
・梅薫堂でのお香づくり体験(※事前予約制)
梅薫堂でのお香づくり体験は、2名様~となっているため一人旅の方は注意が必要です。
また、梅薫堂でも工場見学はできますが、お香づくり体験は3コースに分かれています。
①お線香職人体験(盆切・生付)
盆切とは…棒状に成形されたお線香をカットする作業のこと。
生付とは…カットしたお線香を隙間なく敷き詰め、更に手本板からはみ出した部分をカットすること。
②お香づくり体験
③匂い袋づくり体験
梅薫堂ではお香づくりだけでなく、本格的なお線香職人の体験もできちゃいます!

お線香職人の体験なんてめったにできないから気になる!
お香づくり体験と匂い袋づくり体験は持ち帰り可となっているため、体験で作ったものが欲しい場合は、こちらをお選びください。
私は修学旅行の体験学習がすごく大好きだったため、今でも旅行先では記念に何か作れるところをプランに盛り込んでいます!
「自分だけの○○づくり体験」に惹かれるのは、きっと私だけではないはずです…!(笑)
淡路島での素敵な旅を彩る1つのピースとして、是非お香づくり体験をプランに入れてみてください。
淡路島のお香はなぜ日本一?約1400年の歴史


なぜお香の日本一は淡路島なんだろう?
『日本書紀』によれば、淡路島に香木が流れ着いたのは推古3年(595年)のことでした。
これを淡路島の漁師が燃やしてみたところ、良い香りがしてきたというのがお香の始まりです。
ではなぜ、淡路島はお香の生産量日本一になったのでしょう?
それはお香を作る上での気候条件が適しており、原材料の搬入と製品輸送に便利な立地条件が揃っていたことが大きな理由といえます!
お香づくりは最後の乾燥させる過程が大切で、陽射しが強く、西風が強く吹く淡路島はお香を天日干しするのに適した環境だったのです。
淡路島に香木が流れ着いた以後、お香を用いた風習は時代を越えて受け継がれていき、私たちの生活の一部にまでなりました。
更に時代は進み、江戸時代末期には淡路島でお香づくりが盛んになりました。
そのため、お香自体の歴史は約1400年ほどありますが、お香づくりが実際に盛んになってからは約170年ほどしか経っていないのです。
お仏壇に立てる物でもあるため、もっと古くから作られていると思っていましたが意外と最近で驚きました。
今でもその伝統は受け継がれていて、淡路島がお香の日本一であることは関西在住である私も誇らしいです♪
なぜ淡路島でお香が日本一なのか、一緒に旅行に行く方に話してみるとより観光が楽しくなるかもしれません!
まとめ

・淡路島で人気のお香は薫寿堂と梅薫堂で購入できる
・薫寿堂はオシャレな見た目のお香が多い
・梅薫堂はシンプルな見た目のお香が多い
・薫寿堂と梅薫堂はそれぞれお香づくり体験ができる
・hibiのマッチ形お香は時代のニーズに合わせて日本のものづくり文化から生まれた
・淡路島のお香は時代を越えて私たちの生活の一部になっている
淡路島には人気で魅力的な観光スポットがたくさんありますが、今回はそのうちの1つ、お香についてご紹介しました。
淡路島で人気のお香は香りで癒されるだけでなく、可愛い見た目でテンションが上がりますね。
私もこれから誰かにプレゼントをする時には、淡路島のお香も候補に入れてみようと思います♪
また、実家に帰った時には、お香をよく焚いている母に淡路島のお香の歴史を話そうと思います。
嗅いでたのしい、見てたのしい、作ってたのしい、話してたのしい。
これだけ私たちをたのしませてくれるお香を、淡路島に行った際には是非ゲットしてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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